綿密な調査に基づいた本格的な風水診断を行っております。
6つの段階を経て住宅と家族のかかわりを像として浮かび上がらせ、人生をよりよく生きるための指標となることを祈念して行います。診断結果を報告書にまとめ、お渡しいたします。

風水診断の概要

STEP 1. 龍脈を探る
対象地の地勢・地形などを地図上で確認した上で、現地踏査を実施して見極めます。
対象地周辺で生気=活性エネルギーが具体的にどのように流れているのかを探る重要な作業です。
STEP 2. 座山を知る
対象地における建物の向きを把握し、その真反対方向の座山の象意を解析します。
STEP 3. 宅山(山)・宅局(川)と建物の関係を把握する
宅山とは、当該地域に最も影響を与える〈山〉のことであり、また宅局は〈川〉を指します。
この宅山と宅局をあわせた宅山格局(たくざんかくきょく)の象意から、その立地における建物の性格を把握します。
STEP 4. 宅向(たくむき)をみる
宅向は玄関の向きで決まり、建物(住宅)の方位適応性をみることになります。
STEP 5. 問向(もんこう)をみる
門向は対象エリアの出入り口の向きで決定し、空間構成の吉凶判断ではなく、対象エリア全体の環境工学的適応性をみることになります。これを八宅法といいます。
STEP 6. 本命卦(ほんめいか)を見る
風水では土地・建物の適応性のみならず、最終的に家人それぞれの磁気感応傾向性を見極め、空間と人との関係をみます。これを本命卦の看立てといいます。

大阪平野の風水地形

上空から見た関西地域

神戸・大阪・京都・奈良周辺の地を上空からの視点でとらえると、写真のような実にきれいな地形が見えてくる。古都である京都・奈良盆地が三方を山で囲われ、南に去水の合流がある風水地形であるのがわかるが、それ以上に大阪平野が広大な風水地形を形成しているのが一目瞭然にみてとれる。
主山は能勢の妙見山であり、斜めの傾きはあるものの東に青龍砂である生駒・金剛・葛城山系が海を渡って淡路島に至っている。
また、西の白虎砂である六甲山系も明石海峡を渡り淡路島に連なっているのがわかる。さらに大和川と淀川が近世・近代の大改修でその合流地点が大阪湾になったことで大阪平野全体が生かされ、大阪平野・大阪湾を囲む見事な円環構造となり、風水にかなった地形が現出している。
特に淡路島は風水でいうところの〈朝山〉にあたり、大阪平野全体の防護の役割をはたしていると同時に、神戸・京都・奈良周辺までの関西の地に文化面での風格をあたえている。(淡路島は日本神話のオノコロ島)

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