五行と十干＝陰陽五行
五行は、木・火・土・金・水の万物の五元素をさし、これに陰陽を与えグループ分けしたものを十干という。
十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十種をいう。
これは五行（木・火・土・金・水）を兄＝え（陽干）と、弟＝と（陰干）に分けたものにそれぞれあてはめたものであり、昔から四季や方位をあらわすのに使われてきたものである。
十二支が体内エネルギーのサインであるのに対して、この十干はいわば宇宙及び自然エネルギーのバイブレーションのようなものである。すなわち干支（えと）は、宇宙・自然の全ての現象＝森羅万象に作用するものであり、四柱推命術において誕生時、人が母胎を出る時に宇宙エネルギー（干）と体内エネルギー（十二支）とが触れあい、その人の運命の大枠が決まるといわれる故由をなすものとなっている。
