STEP 6. 本命卦(ほんめいか)を見る

風水では土地・建物の適応性のみならず、最終的に家人それぞれの磁気感応傾向性を見極め、空間と人との関係をみます。
これを本命卦の看立てといいます。

本命卦は一般的に普及している九星気学とは異なる風水独特の易法で、男女別に生年月日から判定し、主として東方位に適正のある坎宮(かんきゅう)・震宮(しんきゅう)・巽宮(そんきゅう)・離宮(りきゅう)と、主として西方位に適正のある乾宮(けんきゅう)・兌宮(だきゅう)・坤宮(こんきゅう)・艮宮(ごんきゅう)の八方位に類別している。

これらの本命卦にはそれぞれの象意があり、さらに各人の方位の磁気感応傾向を八気〈生気(せいき)・天医(てんい)・延年(えんねん)・伏位(ふくい)・過害(かがい)・六殺(りんさつ・ろくさつ)・五鬼(ごき)・絶命(ぜつめい)〉に大別した上で検証し、家人と建物(住宅)空間の関係をより精査していくことになる。

こうして風水診断は住宅と家族のかかわりを像として浮かび上がらせ、人生をよりよく生きるための指標となることを祈念して行うものである。

風水診断の事例

豊中市 千里園 – M邸 (共同マンションの住戸の改修)
大阪市 岸里 – S邸 (RC事務所ビルの住宅への転用)
箕面市 瀬川 – H邸 (建売住宅の購買)
生駒市 あすか野 – H邸 (一般住宅の改修)
奈良市 登美ケ丘 – I邸 (中古住宅の改修)
生駒市 軽井沢町 – H邸 (一般住宅の改修)
東大阪市 中小阪 – N邸(住宅の新築)
ほか