四神相応

地形や方位について、風水では東西南北の四方にわけ、それぞれの方位に相応する四神の支配するところにより、地中に流れる生気が、水によって限られ、風によって散らぬ場所を地勢からみきわめ、住居や墓所の適否を判断するのですが、一般的に既に場所が限定されており、多くの場合その場の地龍・水龍の影響を知る術(すべ)を含めて風水の看(み)たてと呼んでいる。
ここでいう四方位、青龍(東)・朱雀(南)・白虎(西)・玄武(北)の四神が相応するところが「風を蔵し、水を得る」=蔵風得水の地であり、理想の立地となる。

〈風水における場所概念の東西南北の守護神として有名な四神〉

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